私は現在、20代の会社員として働きながら、40代でのサイドFIREを目指して資産形成を続けています。
現在の金融資産は、約500万円です。
この数字だけを見ると、
- 家計簿を細かくつけていた
- 給与明細を毎月確認していた
- 若い頃から投資を勉強していた
- 欲しい物を我慢して節約していた
と思われるかもしれません。
しかし、実際はかなり違います。
私は、金融資産が100万円を超えたあたりから、口座残高の増減すらほとんど確認していませんでした。
給与明細も詳しく見ておらず、ゲームへの課金、外食、家電、ゲームソフトなど、欲しいと思った物は普通に買っていました。
家計簿をつけて計画的に500万円を貯めたわけではありません。
それでも結果的にお金が残った最大の理由は、実家暮らしです。
私自身の感覚では、金融資産500万円まで増えた理由を分けると、次のようになります。
| 要因 | 自分なりの割合 |
|---|---|
| 実家暮らし | 7割 |
| 当時の交際相手との生活 | 2割 |
| ボーナス | 1割 |
| 投資による増加 | ほぼ0割 |
この記事では、家計管理ができていたわけでも、無駄遣いを完全になくしたわけでもない私が、なぜ20代で金融資産約500万円を持てたのかを振り返ります。
- 500万円は、節約術だけで貯めたお金ではない
- 最大の理由は、実家暮らしだった
- 今の時代、若いうちの資産形成と実家暮らしは相性がよいと思う
- 家計簿も給与明細の確認もしていなかった
- 欲しい物は我慢せず、長く使う物を選んでいた
- ゲーム課金は月1万円ほどしていた
- 外食には月2万円ほど使っていた
- 当時の交際相手と実家で暮らせたことも大きかった
- 親から譲ってもらった車を6年間使えた
- 服にはほとんどお金を使わなかった
- サブスクは増えたあとに整理した
- 投資は、500万円まで増えた最大の理由ではない
- ボーナスはそのまま残ることが多かった
- 家計管理をしなくても貯まったが、このままでよいとは思わない
- 実家暮らしにも注意点はある
- 私が500万円まで増やせた理由をまとめると
- まとめ:資産形成の初期は、細かい節約より住居費の差が大きかった
500万円は、節約術だけで貯めたお金ではない
まず正直に書くと、私は昔から節約上手だったわけではありません。
欲しいゲームがあれば買い、気になる家電があれば比較したうえで購入していました。
ゲームへの課金もしていました。
外食もしていました。
部屋の環境を整えるために、パソコン、モニター、マイク、机、収納家具、ベッド、エアコンなどへまとまったお金を使ったこともあります。
それでも、毎月の給与をすべて使い切ることはありませんでした。
気づけば口座残高が少しずつ増えていました。
つまり、500万円は、
毎月の支出を細かく管理して、完璧に節約した結果
ではありません。
より正確に表現するなら、
住居費を大きく抑えられる環境の中で、欲しい物を買いながらも、給与を完全には使い切らなかった結果
です。
最大の理由は、実家暮らしだった
私が資産を増やせた最大の理由は、間違いなく実家暮らしです。
高校卒業後に働き始めたタイミングから、家へお金を入れてきました。
現在は年間40万円を家に入れています。
その中で、
- 住居
- 水道光熱費
- 食事の一部
- 洗濯や生活設備
- 家の中で使う日用品の一部
を支えてもらっています。
もちろん、年間40万円を負担しているため、完全に無料で生活しているわけではありません。
しかし、一人暮らしをする場合と比べれば、住居費の差は非常に大きいです。
仮に一人暮らしで、
- 家賃
- 電気代
- 水道代
- ガス代
- インターネット代
- 家具や家電
- 食費
- 日用品
をすべて自分で負担すれば、年間40万円では収まりません。
家賃だけでも、地域によっては年間数十万円から100万円以上かかります。
私の場合は、社会人になった直後からこの負担を抑えられたため、お金の管理をしていなくても、給与の一部が残りやすい環境にありました。
今の時代、若いうちの資産形成と実家暮らしは相性がよいと思う
私は、若いうちに貯蓄や投資を進めたい人にとって、実家暮らしは非常に大きな選択肢だと考えています。
もちろん、家庭環境や勤務地、人間関係によっては、実家暮らしが難しい人もいます。
無理をして実家へ住み続けることが、すべての人にとって正解だとは思いません。
一方で、実家から通勤でき、家族との関係にも大きな問題がないのであれば、
世間体だけを理由に一人暮らしを始める必要はない
とも思っています。
20代は、一人暮らしの経験を積む時期でもあります。
しかし同時に、複利運用の時間を長く確保できる時期でもあります。
若いうちに100万円、300万円、500万円と投資元本を作れれば、その後の資産形成が楽になります。
私の場合、実家暮らしを続けたことで、家賃へ消えていたかもしれないお金を、現在は新NISAを中心とした投資へ回せています。
ただし、実家暮らしをしているだけで自動的にお金が貯まるわけではありません。
浮いたお金をすべて外食、ゲーム、車、旅行などへ使えば、資産は残りません。
実家暮らしの本当の強みは、
生活費が下がることではなく、下がった分を貯蓄や投資へ回せること
だと考えています。
家計簿も給与明細の確認もしていなかった
私は、働き始めた頃から家計簿を細かくつけていたわけではありません。
給与明細も、詳しく確認していませんでした。
給与がいくら入り、税金や社会保険料がいくら引かれ、毎月どれだけ残っているかも、正確には把握していませんでした。
社会人になって半年ほどで、預金残高が100万円を超えました。
そのあたりから、
とりあえずお金は残っているから大丈夫だろう
という感覚になり、毎月の増減すらあまり見なくなりました。
今振り返ると、これは決してよい管理方法ではありません。
収入や支出を確認していなければ、
- 不要な契約
- 使っていないサブスク
- 引き落としの間違い
- 保険料
- 税金
- 投資商品の手数料
に気づきにくくなります。
ただ、当時の私には、細かく管理しなくても赤字になりにくい生活環境がありました。
これが、結果的に資産が残った大きな理由です。
欲しい物は我慢せず、長く使う物を選んでいた
私は、何も買わずに生活していたわけではありません。
むしろ欲しい物は普通に買っていました。
ただし、安い物を短期間で買い替えるより、
比較して、納得できる物を買い、長く使う
ことを重視していたと思います。
たとえば、これまでに購入した物には、
- パソコン
- モニター
- マイク
- 机
- シェルフ
- 収納付きベッド
- マットレス
- エアコン
- ゲーム機
- ゲームソフト
などがあります。
ベッドとマットレスは、合わせて約7万円でした。
エアコンは、工事費込みで約17万円かかりました。
安い支出ではありません。
しかし、毎日使う物や長期間使う物なので、購入後に何年も使う前提で選びました。
部屋の環境を整えるため、テーブルと座椅子のl生活から、机や収納家具を使って高さのある生活へ変えた時期もあります。
パソコンやモニター、マイクなども、動画やゲームを楽しむだけでなく、現在のブログやYouTube制作にも使えます。
そのため、当時は娯楽として買った物でも、すべてが完全な無駄だったとは思っていません。
ゲーム課金は月1万円ほどしていた
私はゲームが好きで、過去にはスマートフォンゲームへ月1万円ほど課金していました。
特定のカードゲームや対戦ゲームへ課金していた時期があります。
また、ゲーム機本体や、遊びたいソフトも普通に購入していました。
節約を徹底するなら、
- 課金をやめる
- ゲーム機を買わない
- セールまで待つ
- 中古ソフトだけを買う
といった方法もあります。
しかし、当時の私はそこまで制限していませんでした。
欲しい物は買い、楽しみたいゲームは遊んでいました。
それでもお金が残ったのは、ゲーム以外の大きな固定費が少なかったからです。
月1万円の課金は年間12万円です。
決して小さい金額ではありません。
それでも、一人暮らしによって毎月数万円の家賃が増える場合と比べれば、家計へ与える影響は小さくなります。
この経験から、細かい娯楽費をすべて削るより、住居費などの大きな支出を抑える方が、資産形成への影響は大きいと感じています。
外食には月2万円ほど使っていた
外食も完全には我慢していませんでした。
以前は、月に約2万円ほど使っていたと思います。
現在も外食はします。
食事に一切お金を使わず、毎日同じ物だけを食べていたわけではありません。
ただし、コンビニへ頻繁に寄って、毎回飲み物や弁当、お菓子を買うような生活ではありませんでした。
外食はしても、それ以外の日常的な支出が積み重なりすぎなかったことが、お金が残った理由の一つだと思います。
現在は、出勤日の昼食をオートミール茶漬けへ固定し、1食100円前後に抑えています。
昔から完璧に節約していたのではなく、資産形成を意識するようになってから、少しずつ支出を仕組み化していきました。
当時の交際相手と実家で暮らせたことも大きかった
実家暮らしに加えて、当時の交際相手が一緒に暮らしてくれたことも、支出を抑えられた大きな理由です。
一緒に過ごす時間の多くは、
- 家で動画を見る
- ゲームをする
- 会話をする
- 家の中でゆっくり過ごす
といった、お金をあまり使わないものでした。
毎回高額な飲食店へ行ったり、頻繁に旅行したり、大きなレジャー施設へ出かけたりする交際ではありませんでした。
もちろん、外食やデート代が発生することはありました。
それでも、家で一緒に過ごせることで、外へ出て時間をつぶすための支出は少なくなったと思います。
また、交際相手がいる生活によって、一人で過ごしていた場合に使っていたかもしれない娯楽費も抑えられました。
この記事で交際関係を美化するつもりはありません。
ただ、資産形成を振り返るうえで、
家の中で、お金をかけずに一緒に楽しめる相手がいた
ことは、大きな要素だったと思います。
親から譲ってもらった車を6年間使えた
資産形成において、車の影響も非常に大きいです。
私は、親から譲ってもらった車を約6年間使うことができました。
車を自分で購入する場合、
- 車両代
- ローン金利
- 登録費用
- 任意保険
- 税金
- 車検
- 修理費
- タイヤ代
などがかかります。
車両代を負担せずに6年間乗れたことは、かなり大きな援助でした。
仮に200万円の車を購入していれば、単純に資産が200万円少なくなっていた可能性があります。
実際にはローンや維持費もあるため、家計への負担はさらに増えます。
現在は自分で車を購入していますが、最初の6年間に車両費を抑えられたことで、現金を残しやすくなりました。
実家暮らしだけでなく、親から車を譲ってもらえたことも、現在の金融資産を考えるうえで無視できません。
服にはほとんどお金を使わなかった
私は、服へのこだわりがそれほど強くありません。
毎月新しい服を買ったり、ブランド物を集めたりすることもありませんでした。
仕事や普段の生活で着る服は、持っている物を長く使っています。
服は必要ですが、私にとっては、頻繁に買い替えることで満足度が大きく上がる支出ではありません。
そのため、ゲームや家電にはお金を使っても、服への支出は自然と少なくなりました。
節約のために無理に我慢したというより、そもそも優先順位が低かったという方が正確です。
人によって、お金を使いたい分野は異なります。
私の場合は、
- パソコン
- ゲーム
- 家電
- 部屋の環境
には価値を感じました。
一方で、
- 服
- ブランド品
- 頻繁な旅行
- 高額なデート
には、それほど大きなお金を使いませんでした。
サブスクは増えたあとに整理した
動画や音楽のサブスクも、一時期は複数契約していました。
たとえば、
- 動画配信サービス
- アニメや映画の配信サービス
- 音楽配信サービス
- AIサービス
などです。
一つひとつは月額数百円から数千円でも、複数契約すると年間では大きな金額になります。
現在は、実際に使うサービスへ絞っています。
動画系は主に2つへ整理し、音楽は家族で利用できるプランを使っています。
AIサービスは、ブログや動画制作、情報整理などに使っているため、現在は制作費に近い位置づけです。
ただし、ブログやYouTubeの収益がまだ発生していないため、現時点では副業として赤字です。
昔からサブスクを厳密に管理していたわけではなく、資産形成を意識し始めてから整理した形です。
投資は、500万円まで増えた最大の理由ではない
金融資産が約500万円あるというと、投資で大きく増やしたように見えるかもしれません。
しかし、私の場合は違います。
1〜2年ほど前から、
- 新NISA:月5,000円
- 個人年金保険:月2万円
- ロボアドバイザー:月1万5,000円
といった積立を行っていました。
ただし、個人年金保険は途中で解約しています。
手数料や解約時の条件もあり、全体で見れば運用益はそれほど多くありません。
そのため、金融資産500万円の大部分は、
投資で増えたお金ではなく、給与から結果的に残った現金
です。
投資を始めたことで、資産形成への意識は高まりました。
しかし、500万円へ到達するまでの主役は、運用益ではありません。
実家暮らしによって固定費を抑えられたことと、給与を使い切らなかったことです。
ボーナスはそのまま残ることが多かった
毎月の給与だけでなく、ボーナスも資産形成へ影響しました。
欲しい物があるときはボーナスから買うこともありましたが、毎回すべてを使い切っていたわけではありません。
日常生活は毎月の給与である程度まかなえていたため、ボーナスの一部がそのまま口座へ残りました。
私の感覚では、金融資産が増えた理由の1割ほどはボーナスです。
ボーナスは会社の業績や評価によって変わるため、将来も同じように受け取れるとは限りません。
それでも、生活費を毎月の給与の範囲内に抑えられていれば、ボーナスを資産形成へ回しやすくなります。
家計管理をしなくても貯まったが、このままでよいとは思わない
ここまで読むと、
実家暮らしなら、家計簿をつけなくても問題ない
ように見えるかもしれません。
しかし、私は現在、少しずつ管理方法を変えています。
家計管理をしなくても500万円まで増えたのは、私の能力というより、生活環境に助けられた部分が大きいからです。
今後、毎月14万円を投資へ回し、40代でサイドFIREを目指すなら、
- 現在の資産額
- 毎月の投資額
- 現金残高
- ローンや分割払い
- 年間生活費
- サブスク
- 副業の赤字と収益
を把握する必要があります。
500万円までなら、なんとなくでも増えました。
しかし、5,000万円、8,000万円を目指すなら、完全に無計画では難しいと思います。
今後は、すべての支出を1円単位で記録するのではなく、
大きな支出と、毎月繰り返す支出だけは把握する
という管理を続けます。
実家暮らしにも注意点はある
実家暮らしには大きな経済的メリットがあります。
一方で、注意点もあります。
家族の負担を当然だと思わない
住居、光熱費、食事、家事などを支えてもらう以上、家へお金を入れることや、家事を手伝うことは必要だと思います。
家庭ごとに事情は違いますが、
自分の資産だけ増えればよい
という考え方では、長く続きません。
浮いたお金を使い切らない
実家暮らしで家賃がかからなくても、浮いた分をゲーム、外食、車、旅行へすべて使えば、お金は残りません。
少なくとも一定額を、給与が入った時点で貯蓄や投資へ回す仕組みが必要です。
一人暮らしに必要な生活能力も身につける
実家暮らしが長くなるほど、
- 料理
- 洗濯
- 掃除
- 契約
- 公共料金
- 家計管理
を家族に任せきりになる可能性があります。
経済的なメリットを受けながらも、将来一人で生活できる能力は身につけておく必要があります。
実家暮らしが永遠に続くとは限らない
家族の事情、転勤、結婚、介護、住宅の修繕などによって、現在の生活環境は変わる可能性があります。
そのため、実家暮らしを前提にした投資額を、将来も絶対に維持できるとは考えていません。
私が500万円まで増やせた理由をまとめると
私が金融資産約500万円まで増やせた理由は、次のとおりです。
- 社会人になってから実家暮らしを続けた
- 家へお金は入れながらも、住居費を大きく抑えられた
- 親から譲ってもらった車を6年間使えた
- 当時の交際相手と、家でお金をかけずに過ごすことが多かった
- 服やブランド品にはあまりお金を使わなかった
- 欲しい物は買ったが、長く使える物を選んだ
- 毎月の給与を完全には使い切らなかった
- ボーナスの一部が口座へ残った
- 投資ではなく、現金として残った金額が大きかった
反対に、できていなかったこともあります。
- 家計簿をつけていなかった
- 給与明細を詳しく見ていなかった
- 資産額の増減を管理していなかった
- ゲームへ月1万円ほど課金していた
- 外食へ月2万円ほど使っていた
- サブスクを複数契約していた
- 投資商品の手数料や制度を十分に理解していなかった
つまり、私は完璧な節約をして500万円まで増やしたわけではありません。
生活環境に恵まれ、使い切らなかったお金が残った結果です。
まとめ:資産形成の初期は、細かい節約より住居費の差が大きかった
私は、20代で金融資産約500万円まで増やしました。
しかし、その理由は、
- 家計簿
- 給与管理
- 投資の才能
- 徹底した我慢
ではありません。
最大の理由は、実家暮らしです。
実家暮らしによって住居費や生活費を抑えられたこと。
親から譲ってもらった車を長く使えたこと。
当時の交際相手と、家の中でお金をかけずに過ごせたこと。
給与やボーナスを完全には使い切らなかったこと。
これらが重なり、結果的に現金が残りました。
私自身の感覚では、
実家暮らし7割、交際相手との生活2割、ボーナス1割、投資0割
です。
今の時代、若いうちから貯蓄や投資を進めたいなら、実家暮らしは非常に強い選択肢だと思います。
ただし、実家暮らしそのものが資産を作るわけではありません。
浮いたお金を将来のために残すか、すべて使うかで結果は変わります。
私は、500万円まではほとんど管理せずに増やせました。
これから40代サイドFIREを目指す段階では、同じ方法では不十分です。
今後は、
- 毎月の投資額
- 金融資産
- 現金
- 大きな支出
- 副業の損益
- 年間生活費
を確認しながら、実家暮らしで得られる余力を、オルカンを中心とした長期投資へ回していきます。
資産形成の最初の500万円は、投資のリターンより、生活費を抑えられる環境の影響が大きかった。
これが、私が自分の資産形成を振り返って出した結論です。
免責事項
この記事は、筆者個人の家計と資産形成の記録です。実家暮らしによる負担や生活環境は家庭ごとに異なります。実家暮らしや特定の節約方法を、すべての人に勧めるものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な家計管理や投資判断は、ご自身の収入、生活環境、家族との関係などを踏まえて判断してください。
おすすめの記事

コメント