FIREを目指す会社員がカローラツーリングを新車・ローンで買った理由|長く乗る前提で考えた安全性と維持費

私は現在、20代の会社員として働きながら、40代でのサイドFIREを目指して資産形成を続けています。

資産形成を優先するなら、

  • 車を持たない
  • 中古の軽自動車を選ぶ
  • 安いコンパクトカーへ乗る
  • 車に使うお金を投資へ回す

といった選択の方が合理的に見えるかもしれません。

それでも私は、新車のカローラツーリングを購入しました。

しかも、一括払いではなく約200万円の自動車ローンを利用しています。

FIREを目指している人が、新車をローンで買う。

一見すると、資産形成と矛盾しているように見えます。

しかし私にとって車は、休日だけに使うぜいたく品ではありません。

通勤では往復約54キロを走り、年間走行距離は約1万5,000キロを想定しています。

長期間にわたって仕事と生活を支える、重要な移動手段です。

そのため、購入時の安さだけではなく、

  • 長距離を運転するときの負担
  • 安全装備
  • 車内や荷室の使いやすさ
  • 長期間保有できるか
  • 故障や買い替えの可能性
  • 手元資金をどれだけ残せるか

を含めて判断しました。

この記事では、FIREを目指している私が、なぜ安い車ではなくカローラツーリングを新車で購入し、一括払いではなくローンを選んだのかを紹介します。

なお、この記事はカローラツーリングがすべての人にとって最も優れた車だと主張するものではありません。

走行距離、家族構成、予算、道路環境などによって、適した車は変わります。

私にとって車は、なくても困らないぜいたく品ではない

車にかかる費用を抑える最も確実な方法は、車を所有しないことです。

車を持たなければ、

  • 車両代
  • 自動車税
  • 任意保険
  • 車検
  • 燃料代
  • タイヤ代
  • 修理費
  • 駐車場代

などを負担する必要がありません。

公共交通機関だけで通勤や生活ができるなら、車を持たない選択は資産形成と相性がよいと思います。

しかし、私の場合は通勤で片道約27キロ、往復約54キロを走ります。

年間では約1万5,000キロを走る想定です。

車は単なる趣味ではなく、働き続けるために必要な生活インフラです。

長時間乗る以上、車両価格や燃費だけでなく、

毎日の運転を無理なく続けられるか

も重要になります。

安い車を選んでも、運転時の疲労や使い勝手に不満があり、数年で買い替えることになれば、結果として支出が増える可能性があります。

そこで私は、最初から長く乗ることを前提に車を選びました。

目標は16年から20年、走行距離は30万キロ前後

カローラツーリングは、短期間で売却することを前提に購入していません。

現在の目標は、16年から20年程度乗ることです。

年間約1万5,000キロ走れば、20年間で約30万キロになります。

ただし、

20年間、必ず故障せずに乗れる

と考えているわけではありません。

車の寿命は、

  • 走行環境
  • 駐車環境
  • 整備状況
  • 部品の供給
  • 事故
  • 電装品やハイブリッド関連部品の故障
  • 修理費と車両価値のバランス

などによって変わります。

20年・30万キロは保証された未来ではなく、定期的な整備を続けたうえで目指す長期保有の目標です。

途中で高額な修理が必要になり、乗り続けるより買い替えた方が合理的だと判断する可能性もあります。

それでも、最初から5年程度で乗り換えるより、

できる限り長く使い、1年当たりの車両費を下げる

ことを基本方針にしています。

安いコンパクトカーではなくカローラツーリングを選んだ理由

燃費や購入価格だけを比較すれば、カローラツーリングより安い選択肢はあります。

軽自動車やコンパクトカーを選べば、車両価格だけでなく、税金や燃料代も抑えられる可能性があります。

それでもカローラツーリングを選んだ理由は、次の要素を総合的に評価したためです。

長距離通勤での負担を減らしたかった

毎日の通勤距離が短ければ、車の乗り心地や静粛性に強くこだわらなかったかもしれません。

しかし、私は出勤するたびに往復約54キロを走ります。

仮に年間200日出勤するなら、通勤だけで年間約1万800キロです。

この距離を何年も走るため、

  • 走行時の安定感
  • シートに座ったときの感覚
  • 車内の静かさ
  • 運転支援機能
  • 車体の大きさ
  • 荷物の積みやすさ

を重視しました。

カローラツーリングなら、コンパクトカーより購入費は高くなります。

その代わり、私が実際に比較した範囲では、長距離を走る車として納得できるバランスでした。

これは万人に共通する結論ではなく、私の通勤距離と使い方を前提にした判断です。

燃費だけでなく、安全装備も重視した

車選びでは燃費を無視できません。

年間走行距離が長いほど、燃費の差は長期的な支出へ影響します。

一方で、私は燃費だけで車を決めませんでした。

長期間、多くの距離を走るほど、交通事故へ遭う可能性を完全にはなくせません。

もちろん、車種を変えれば事故を必ず防げる、重大な被害を避けられるというものではありません。

それでも購入時には、

  • 衝突被害軽減ブレーキ
  • 車線維持を支援する機能
  • 前方や周囲の確認を助ける機能
  • 車体の大きさ
  • 高速道路や悪天候時の安定感

などを確認しました。

私にとって車は、購入価格を最小化するだけの対象ではありません。

毎日の通勤で身体を運ぶため、安全性について自分が納得できる車を選びたいと考えました。

荷室と車内の余裕も長期保有には必要だった

購入時点では必要十分でも、10年後、15年後には生活が変わる可能性があります。

  • 大きな荷物を運ぶ
  • 家族を乗せる
  • 遠出をする
  • 災害時に物資を運ぶ
  • 車内で長時間過ごす

といった場面も考えられます。

カローラツーリングは、極端に大きな車ではありません。

一方で、一般的なコンパクトカーと比べると、荷室や車内に余裕があります。

私は短期間で車を乗り換えたくないため、現在の用途だけでなく、将来の使い方にもある程度対応できる車を選びました。

SUVや上級車ではなく、カローラツーリングにした理由

安全性や快適性を重視するなら、さらに大きなSUVや上級車を買う選択肢もあります。

しかし、大きく高価な車を選ぶほど、

  • 車両価格
  • 燃料代
  • 税金
  • タイヤ代
  • 保険料
  • 修理費

が増える可能性があります。

私は車に高級感やブランド性を求めているわけではありません。

長距離通勤へ対応でき、荷室に余裕があり、安全装備にも納得できること。

そのうえで、購入費や維持費が過剰になりすぎないこと。

この中間点として選んだのがカローラツーリングでした。

最も安い車でも、最も豪華な車でもなく、自分の使い方に対して過不足が少ない車を選んだ。

これが購入時の考え方です。

中古車ではなく新車を選んだ理由

車両価格を抑えるなら、中古車を選ぶ方法があります。

同じ車種でも、数年落ちの中古車なら新車より安く購入できる可能性があります。

私も中古車を完全に否定しているわけではありません。

使用期間が短い場合や、状態と価格のバランスがよい車を見つけられるなら、中古車は合理的な選択です。

それでも今回は、長期保有を前提として新車を選びました。

整備履歴を最初から自分で管理できる

中古車では、前の所有者がどのように使っていたかを完全に把握することはできません。

記録簿が残っていても、

  • 急加速や急停止が多かったか
  • 短距離走行が中心だったか
  • 洗車や下回りの手入れをしていたか
  • 段差や悪路をどの程度走ったか
  • 消耗品をどのタイミングで交換したか

まで、すべて分かるわけではありません。

新車であれば、納車後の使い方と整備履歴を自分で管理できます。

長期間乗る計画だからこそ、

車の状態が分かる状態で、最初の1キロから使い始めたい

と考えました。

防錆や洗車を新車の段階から始められる

私は車を長期間使うため、下回りの防錆や定期的な洗車も意識しています。

ただし、防錆処理をすれば絶対にサビないわけではありません。

新車でも、走行環境や保管状況によってサビは発生します。

それでも、購入直後から状態を確認し、必要な対策を継続できる点は新車のメリットです。

中古車の場合、過去にどのような道路を走り、下回りがどの程度手入れされていたか分からないことがあります。

長期保有を目指す私にとって、その不確実性を減らせることには価値がありました。

購入時点で中古車との価格差も確認した

新車と中古車のどちらが得かは、車種や時期によって変わります。

中古車の価格が十分に安ければ、年式や走行距離を考慮しても中古車の方が合理的です。

一方で、中古車価格が高く、新車との差が小さい時期には、保証や使用期間を考えると新車の方が納得できる場合もあります。

私は、

  • 中古車の価格
  • 年式
  • 走行距離
  • 保証
  • 新車との差額
  • 何年間乗れると考えるか

を比較したうえで、新車を選びました。

「新車は常に得」「中古車は危険」という話ではありません。

今回の条件では、長期保有を前提とした新車購入に納得できたというだけです。

一括払いではなくローンを選んだ理由

車は一括払いで買う方が、ローン利息を支払わずに済みます。

支払総額だけを見るなら、一括払いの方が分かりやすく、確実です。

それでも私は、頭金を入れたうえで、約200万円を低金利の自動車ローンで借りました。

理由は、購入時に現金を大きく減らしすぎたくなかったからです。

ローンで投資利益を得られるとは考えていない

以前の私は、

ローン金利より投資の期待利回りが高ければ、一括払いより得になる

という考えを強く持っていました。

たとえば、ローンで手元に残した200万円を年率7%で運用すれば、利息以上の利益が期待できるという計算です。

しかし、投資の利益は確定していません。

5年間運用しても、相場環境によっては元本割れしている可能性があります。

一方、ローンの利息は契約した時点で発生します。

そのため現在は、

借りたお金を投資すれば必ず得になる

とは考えていません。

ローンを選んだ主な理由は、運用益を得ることではなく、購入直後の現金を残すことです。

手元資金をすべて車へ使いたくなかった

新車購入では、車両代以外にも支出が発生します。

  • 任意保険
  • 税金
  • メンテナンス
  • タイヤ
  • 車検
  • 予想外の修理
  • 生活上の緊急支出

一括払いによって現金が大きく減ると、別の支出が発生したときに対応しにくくなります。

私は投資も続けていますが、投資信託は現金と同じではありません。

必要な時期に相場が下落していれば、損失を抱えたまま売却する可能性があります。

そのため、車を買った直後にも一定の現金を残したいと考えました。

ただし、ローンを利用すれば常に安全というわけでもありません。

毎月の返済が家計を圧迫すれば、投資や生活費へ影響します。

私は、

  • 金利
  • 毎月の返済額
  • 返済期間
  • 現金残高
  • 今後の収入
  • ほかの支払い

を確認したうえで、返済可能と判断した範囲で利用しました。

FIREを目指すなら、ローンはすべて悪なのか

借金には利息がかかるため、何でもローンで買えばよいとは思いません。

特に、

  • 返済額を把握していない
  • 変動金利の上昇に耐えられない
  • 生活防衛資金がない
  • 収入が不安定
  • 借りた資金で短期投資をする
  • 返済のために別の借入れをする

といった状態は避けるべきです。

一方で、必要な物を購入するときに、低金利のローンを利用して手元資金を残す考え方もあります。

重要なのは、

ローンか一括払いかを、期待運用益だけで決めないこと

だと思います。

私の場合は、長期間使用する車を購入しながら、手元資金を一度に減らしすぎないためにローンを選びました。

新車を買ったことによる機会損失はある

カローラツーリングより安い車を買っていれば、差額を投資へ回せました。

仮に100万円を追加で投資し、長期間運用できれば、将来は100万円以上の資産になる可能性があります。

その意味で、新車のカローラツーリングを購入したことには機会損失があります。

しかし、機会損失だけを基準にすると、

  • 車を買わない
  • 家電を買わない
  • 外食をしない
  • 趣味へお金を使わない
  • 住環境を改善しない

という結論になりかねません。

お金の使い方では、

使わなかった場合に増えたかもしれない資産

だけでなく、

使ったことで得られる安全性、時間、快適性、継続性

も考える必要があります。

私は年間約1万5,000キロ走るため、車から受ける影響が大きい生活です。

そこで、購入費だけを最小化するよりも、長期間無理なく使えると自分が判断した車へお金を使いました。

車両価格より、何年間使うかを重視する

高い車を長く乗れば、必ず安くなるわけではありません。

長期保有中に高額な修理が続けば、別の車へ買い替えた方が安い場合もあります。

それでも、数年おきに車を乗り換えるより、1台を長く使う方が購入費を抑えやすいと考えています。

たとえば車両関連の支出が300万円だった場合、単純に使用年数で割ると、

使用期間1年当たりの金額
5年約60万円
10年約30万円
15年約20万円
20年約15万円

となります。

実際には税金、燃料、保険、整備、修理などもかかります。

また、20年乗れる保証もありません。

それでも、購入した車を短期間で手放さず、整備しながら長く使うことは、車両費を抑える一つの方法です。

長く乗るために意識すること

カローラツーリングを16年から20年使うため、今後は次のことを意識します。

定期点検と消耗品の交換

故障してから直すだけでなく、定期点検を受けます。

オイル、タイヤ、ブレーキ、ワイパー、バッテリーなども、状態に応じて交換します。

交換時期や必要性については、整備工場や販売店へ確認します。

下回りの状態を確認する

車の下回りは、普段目に入りにくい部分です。

点検や車検の際に状態を確認し、必要に応じて防錆処理を検討します。

ただし、防錆処理だけに頼らず、定期的に状態を確認します。

洗車方法に神経質になりすぎない

長期保有のため塗装をきれいに保ちたい気持ちはあります。

ただし、洗車傷を完全に防ぐことは難しく、車を使えば汚れや小傷は発生します。

高額なコーティングや洗車用品を次々に購入すると、長期保有による節約効果が薄れる可能性もあります。

見た目を完璧に保つことより、サビや大きな劣化を防ぎ、必要な整備を優先します。

整備記録を残す

いつ、何を交換したかを記録します。

長期間乗るほど、過去の整備内容を覚えておくことが難しくなります。

記録があれば、同じ部品を早すぎる時期に交換したり、交換時期を過ぎたりすることを防ぎやすくなります。

シルバーを選んだ理由

購入した車の色はシルバーです。

派手さよりも、

  • 汚れが比較的目立ちにくい
  • 小さな傷が目につきにくい
  • 長く乗っても飽きにくい
  • 頻繁に洗車しなくても見た目を保ちやすい

ことを重視しました。

もちろん、シルバーなら洗車不要という意味ではありません。

雨だけですべての汚れが落ちるわけでもありません。

ただ、洗車頻度や見た目へのストレスを抑えやすい色だと考えています。

車を見栄や所有満足のために買ったのではなく、長く使う道具として選んだ結果です。

現在の下取り価格は、購入判断へ影響させない

現在のカローラツーリングには、一定の下取り価格がつく可能性があります。

しかし、私は短期間で売却する予定ではありません。

そのため、

  • 数年後にいくらで売れるか
  • 人気色かどうか
  • リセールが高いグレードか

を最優先にはしていません。

長期保有では、最終的な売却価格よりも、

購入後に何年間、どれだけ問題なく使えたか

の方が重要です。

今後、事情が変わって売却する可能性はあります。

それでも現在は、リセールバリューではなく、長く使用することを基本に考えています。

車を買ったから、FIREを諦めたわけではない

新車購入によって、大きなお金を使いました。

ローン返済や維持費も発生します。

その分、車を持たない場合より資産形成が遅くなる可能性があります。

それでも、車を使って安定して通勤し、本業の収入を得ることが、現在の資産形成の土台です。

車の支出を完全になくすことはできないため、

  • 必要以上に短期間で乗り換えない
  • 車用品を衝動買いしない
  • 保険内容を定期的に確認する
  • 燃費だけを理由に無理な運転をしない
  • 必要な整備を先送りしない
  • 購入後の総費用を記録する

ことで、長期的な負担を抑えます。

FIREのために生活上必要な物をすべて我慢するのではなく、必要な支出を長期的に管理する。

これが、現在の私の考えです。

まとめ:安さだけでなく、長期間使い続けられるかで選んだ

私がカローラツーリングを新車・ローンで購入した主な理由は、次のとおりです。

  • 通勤で往復約54キロ走る
  • 年間走行距離が約1万5,000キロになる
  • 長距離運転での負担を抑えたかった
  • 安全装備や車体の大きさに納得できた
  • 荷室と車内に一定の余裕がある
  • 16年から20年程度の長期保有を目指している
  • 新車の段階から整備履歴を管理したかった
  • 一括購入で現金を減らしすぎたくなかった
  • 短期間での売却やリセールを前提にしていない

安いコンパクトカーを選べば、購入費や燃料代を抑えられた可能性があります。

中古車を選べば、車両価格を下げられた可能性もあります。

一括払いなら、ローン利息を払わずに済みました。

それでも私は、自分の走行距離、長期保有の方針、手元資金、安全性や使い勝手への考え方を合わせて、新車のカローラツーリングとローンを選びました。

この判断が本当に経済的だったかどうかは、購入時点では確定しません。

10年後、15年後に、

  • 総走行距離
  • 燃料代
  • 修理費
  • 車検費用
  • ローン利息
  • 何年間乗れたか

を振り返って、初めて判断できることです。

今後は実際にかかった維持費や整備内容も記録しながら、20年・30万キロという目標が現実的だったのかを、このブログで確認していきます。


免責事項
この記事は、筆者個人の自動車購入と家計管理の記録です。特定の車種、新車購入、ローン利用を推奨するものではありません。車両価格、金利、燃費、税金、保険料、整備費用、下取り価格などは、購入時期、契約内容、走行環境によって異なります。また、長期間・長距離を故障なく走行できることを保証するものではありません。自動車の購入やローン契約は、ご自身の収入、支出、使用目的、返済能力を確認したうえで判断してください。

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